武井壮の「大人の育て方」

ちょっとフラの話とは違うのですが・・
有名な動画です。面白い話が満載なので。オススメです。
30分弱あります。

武井壮さんの、生い立ちやら興味深いこと多々ありますが
「お、これこれ。それだよなぁ!」と、フラにも役に立つ話も。

視界からハズれたところは、体が思い通りに動いてない
頭の中で思っていたのと、実際の体の動きは違っている
腕をまっすぐ横に でさえ、できていない
自分の体の関節の動きを徹底的にトレーニングしてみた

そのあたりのクダリ。

武井さんは、並外れた運動神経の持ち主なので、
一般人の私たちが同じにはならないと思うのですが
一般の私たちは更に、腕を「まっすぐ」上げることさえできない。
「真横」に首を向けることもできない。
手のひらを「まっすぐ」に伸ばすこともできない。
そんな感じ。
まっすぐ さえできないのだから、「45度に」とか「緩めて」とか
無理な話ですわ。。(^^;

鏡を見て も、なかなか形をトレースすることは難しいですよね。
おそらく、体の使い方(筋肉や骨の状態を思い通りに動かす)というのが
今まで生きてきた中で、意識したことがなかったから、できていないんじゃないかと。
ある程度、若いうちに、運動とか、体使ってきたかたは、
自然に、「こう動かしたら、この格好になる」とかの、筋肉の加減が
なんとなく分かっているようです。
また、バレエ、ダンス、新体操、書道、絵画・・まあいろいろありますが
これら、「お手本を真似て、そっくりに動く(書く)」とかは、目や脳を鍛えている と思います。
私は、小さい頃は大した運動はしてなかったので、
体の使い方云々は極く普通ですが
絵を描くことは好きで、暇さえあれば何か真似して書いてました。
と、角度・距離・平行・直角 なんかを理解するのが、訓練されてたんだと思います。
ダンスを始めてからも、角度ドリ、見たものを同じ形に持っていく というのが、周りの人より優れていた と、それだけは感覚としてありました。

フラに限らないですが、
体を使うスポーツ とか、師匠と同じに書く書道などの模倣の技術 とか、
「目で見た、正しい形を、自分で再現する」
というのが、できるかできないか
それが、どの道にも共通の、上達の秘訣かと。

鏡を使う
自撮りを使う
その辺、手っ取り早いですよね。
まずは、「違いのわかる目を鍛える」 というの、やってみましょう。

それから、地道ではありますが、武井さんがやっていたような、
手を真横に上げてみる・真上に上げてみる
とか、目をつぶってやってみて、自分の筋肉の動きと、頭での受け取り方のギャップを埋めていく とか。
も、いいかもですね。

いつも、「鎖骨が」「肩甲骨が」とか、言ってますが
「右の肩甲骨だけ、引き下げてみる」 とか
「骨盤を前傾・後傾してみる」とか
「手首を90度立ててみる」とか
いろいろ。
体の中の筋肉の動きを感じながら動いてみると、使われない筋肉も動きやすくなってくるかもしれません。


武井さんの話は、もっとすごい、凝り性?というか? 武井さんの常軌を逸した感のある、プロフェッショナルな話に続き、終わりますが
それらも、スゴイです。(^^;
この辺になると、真似できませんが・・私には。

でも、こんなスゴイ人も世の中いるんだなぁ とか、
ただただ尊敬ですね。
こんなのできたら、私だって、大物になれるわ。。

30分、とても興味深い、お話ですので、
お時間のあるときにぜひご覧ください。(^-^)