フラを踊っていて、
習っていて、
教えていて、
よく思うこと ですが。
やはり、フラ、 その他のダンスに比べて、振り自体はそんなに難しいこともなく
体力的にもそうキツくもなく踊れ(本当に正しく踊ろうと思ったら超キツイけど)
見た目、なんとなく「フラっぽく」踊れてる くらいだったら、
はっきり言って、大して運動神経 なんて要らないです。
真面目に練習して、ふりを覚えて、角度を揃えて、拍に合わせて
そうなれば(そこまで来るのも結構大変ですけど)、ちゃんとシンクロして
人様に見てもらっても恥ずかしくないフラが踊れてる と思うのですが。
だから、日本で、こんなにフラ人口が多いし、
皆、長く続けているんだと思います。
ただ、その先 「合ってる」「どこも間違ってるとこはない」「姿勢も綺麗」
の先に行くとなると・・・ いける人といけない人がいる ように思います。
そこから先、本来のフラの動き、大事なもの、 は、
まずは気付けるかどうか、見極める目があるかどうか が第一で。
自分のフラの動きの録画と、ハワイアンダンサーのフラの動きの録画 とか
じっくり並べて、どこが違うか発見できるか かなと。
(一緒に踊って、その場ですぐ気がつけばもっと良いのでしょうが)
目がないと、どんなに教えてもらっても、直らないかなぁ・・。
自分のフラを見て、どこも悪いところが分からなかったら、難しいと思います。
私なんて、反省ポイントばっかりですからね。(^^;
動画見たら、ザクザク反省ポイント見つけられますよ。いまだに。
でも、その分、次は直す。 ちょっとはマシになる。
その繰り返し、積み重ね で、ちょっとずつは上に行けるのかなぁ と。
あとは、その 見極める目 のあとは、
その問題点を直すだけの身体能力。
ここで、運動神経とやらが、やっと出てくるのかな と。
運動神経 たって、何メーター跳べる とか、何キロ走れる とか、
そんなキツイものではなく、
自分の体を自分の意思で動かせるか ってとこ だと思います。
体のパーツパーツ、手首、指の関節1つずつ、首、肩、胸、背骨、お腹、お尻、脚、膝、足首
その他諸々。
特にフラ踊る上で必要になってくるけど、動かしづらい というところは、
普段あまり使ってない部分で、背骨の柔軟性、
つまり、胸筋、背筋を自分の意思で動かせているか ってとこだと思います。
準備運動で取り入れてますよね、アレ。
ぜひ、背骨がどう伸縮しているかを感じながら、丁寧にやってみてください。
でも実は、準備運動の時も、フォームが違ってる人、多いんですよ。
動かせてるつもりで、動かせてない。
そこは、違いがわかる目 が足りていない。
準備運動も、気をぬかずにやってみてください。
どんどん、踊りが変わってくるハズです。
ちょっと話逸れましたが、
身体能力。
最近、じっくり見てて気がついたのですが、
振りは、もう上手くできている し、直すところもあまり見当たらない
けど、なんだか物足りない 直線的 迫力が伝わってこない
原因はなんだろう??? とずっと考えていて
やっぱり、カホロ、カオなんかのベーシックかな と。
前から、「ベーシックの時は綺麗にカホロを踏んでいても、
曲に入るとそれが全然生かされていない」ということは言ってきて
でも、やっぱり、それに尽きるのかな と改めて、思います。
具体的に言えば、カホロの最後のひと押しが足りなくて、切れてしまってる
足裏の外側のエッジまで体重が乗らず、足裏べったり付いたままで次に行っている
ベーシックで注意しているところですよね。
振りがついても、そこまで体重移動していないと、
パウも止まり、揺れが生まれない
そこまで下半身の体重移動を派手にやっていると、今度はそれと連動させるために
背骨の動きがより重要になってきて、、というか、背骨動かしているのは、
胸筋背筋ですからね。
そこが、下半身の動きに連動して、かといって、引っ張られないように動きを抑えつつ、
そういう下半身と上半身の連動がスムーズになると、無理のないフラの動きに
なるんだと思います。
言葉で言うと、なんのこっちゃ かもしれませんが。
ほんの少しの、筋肉の使い方の差 なんですが・・・ そこができるかできないかで
一歩上に行けるか行けないのか が分かれます。
そんなのが、見ただけでスッと体に反映できる人 ってのは、
パーツパーツの筋肉の動きが自分の意思でできる人=身体能力の高い人
となるのかな と。
でもって、これは、どうも、見てて、幼少時に体の動かし方を会得してきた人が
強いです。
ダンス教室だったり、もろに、体のパーツパーツを動かす訓練をしてきた人は
まず強いのですが、
別にそれだけでなくて、公園の遊具で日暮れまで思いっきり遊んでいた とか、
ボール使って遊んでた とか、縄跳び優秀 とか
とにかく、「体を使う」と言うことを、子供の頃にしていた人は強いです。
自然に、体の動きを微調整する訓練がされてて。
それをやらずに、大人になってしまうと、
なかなか体も頭も、柔軟性が少なくなってしまってるので、難しいですね。
それでも、時間がかかるだけで、大人になってからなら手遅れ ということは
ないですが。
より地味に、ゆっくりと、筋肉の動きを意識して、気をつけて動かしてみる
という訓練をやっていくと、可能かとは思います。
とにかく、「50mを6秒で走れ」とか、無茶言ってるわけではない
「自分の体を、思ったように動かせ」だけの、地味な目標なので、
「私には、無理です〜〜〜!!」とならずに、頑張っていきましょう♡
とりあえずは、
「カホロは押し切る。(途中で止めない)」
「腰を上げる 出なくて、横に押す(スライド)、あと5cm」
を意識していきましょうね。
そうすると、もっとダイナミックにパウが揺れてくると思います。
反対に、巷でよく見る、腰はやたら触れてるけど、なんか変。 動きが目にうるさい。
てのは、フラ本来の動きでないです。
「フラ=腰振るもの」的な間違った目が生み出した、イヤミな動き。(毒)
ナープアのかただったら、もう違い分かりますよね?
さて、なぜ、こんな話を?
てのは、SNSで、こんなのを目にしたので。
小学生の運動神経の発達に良い体操 ということで。
うちのケイキにも取り入れられるか・・? と思ったら、
なんと、1つの動きは、カオ ですね。(ちょっと違うけど)
でも、上半身、下半身の連動の仕方は同じなんですよね。
これも、パーツパーツの筋肉の動かし方を意識していくと、脳にも良い影響がある
てことで。
がにがに体操 も、やってみると相当キツイですよ。
クムマークのシゴキはもっとすごいですが。(^^;
頭と体、両方使った体操は、身体能力も体力も高めますが、
脳の方にもすごく働きかけてきます。
がにがに体操バリの動きも、ちょっと取り入れていくと、良い影響あると思うので
やっぱりもう少し、体を使った準備運動、入れていきますかねぇ。(^^;
NHK 1.5チャンネル
2月18日 ·
親子でやりたい!運動神経がどんどんよくなる?
超簡単「くねくね&がにがに体操」
https://www.nhk.or.jp/ten5/articles/17/002349.html
【ガッテン!×1.5ch】http://www9.nhk.or.jp/gatten/
おまけ。
メリモナーク参加のカネさんがたの楽しいワークアウト。
https://www.facebook.com/Hawaii099/videos/383077359209572/